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製品情報: PLCリモートメンテナンス

PHS-MALK

商品概要

公衆PHSのデータ通信(PIAFS32)を利用して、PLCとプログラミングツール(PC)間を容易に接続するPLCリモートメンテナンス用PHSユニット。

アナログ回線モデムでのPLCリモートメンテナンスとは回線交換通信という点で同じですが、アナログ回線に比べ、ワイヤレス、デジタル通信、通信速度速い、基本料金が安い・・・などの点がアナログ回線より優れます。

費用面では、サーバやプロバイダの費用が不要のため基本料金は700円/月と低額ですが、通信料は通信時間に応じて従量課金となります。 利用頻度が少ない場所、トラブルが発生した時のみ設置するような現場に適します。

セキュリティ面ではインターネット網と接続しないため安全です。

特徴
  • (1) プロバイダやVPNは不要。 単純にPHS-PHS間のシンプルな構成。
  • (2) PLCとの接続は付属ケーブルで簡単。
  • (3) PLCツールがダイヤルアップに対応出来ないときは弊社ダイヤルアップツールで接続。
  • (4) MELSEC-FXシリーズにも対応。(RS232Cのツールポートに接続可能)
  • (5) 他への転用ができないため、盗難の心配なし。
  • (6) 基本料金は700円/月。(但し回線交換のため通信料は従量課金)
  • (7) デジタル通信のためネゴシエーションがなくCONNECTですぐ送受信開始。
  • (8) PLCとPHS-MALKを応用したシステムをカスタムメイド対応可能。※1

補足・注意点等
※1 カスタムメイドは可能な限り対応いたしますが、改造費は別途見積もりとなります。

使用例

PHS-MALKの基本的な利用シーンです。


仕様

PHS-MALK/PAU仕様

項目 仕様
通信回線 RS232C
DTE通信仕様 19200bps/8bit/1stop/noneパリティ (FX用出荷のみ9600bps/8bit/1stop/noneパリティ)
通信回線 ワイモバイル公衆PHSサービス(PIAFS32) 国内限定
PHS基本料金 700円/月 (通信料金は距離と時間での従量課金)
エラーチェック PHAFS準拠
モニタ遅延 MELSEC-Q、及びSYSMAC-Cにてモニタ約1秒遅れ
MELSEC-FXは約2秒遅れ、SYSMAC-CS、CJは約5秒遅れ
通信機能 データ通信のみ。(音声通話・ショートメール不可)
ダイヤルアップ MELSEC-Q・A: GXデベロッパーからの回線接続
MELSEC-FX:  ダイヤルアップランチャーソフト必要
SYAMAC: ダイヤルアップランチャーソフト必要
PHS発信器 内蔵。アンテナ一体。 (出荷時に公衆PHS契約が必要)
無線出力 10mW
サイズ H92×W49×D22
固定方向 指定なし。 マジックテープ付属。
重量 約60g
消費電力 3W (100VACアダプタ付属:8W)
設置環境 温度:-10~50℃ 湿度:5~80%(結露なきこと)
発売時期 1997年(初代PHS-MALK)

PHS-MALK機器構成

項目 仕様
MELSEC-Q用ケーブル PU-CA-Q09-(2) (長さm)
MELSEC-FX用ケーブル PU-CA-FX09-(2) (長さm)
SYSMAC用ケーブル PU-CA-C09-(2) (長さm)
ツール中継用ケーブル PU-CA-TDV09-1
PC用ケーブル PU-CA-HDV09-1
ダイヤルアップランチャーV2 P-SW-LUC2 WindowsXP対応
アダプタ PU-ADP-M 19200bps ACアダプタ付属
ACアダプタ単体 PU-PW-AC100
認定等

認定: 特になし

資料: 初代PHS-MALKの12ページの単品カタログはございます。
※用途、性能は現在と同じため参考にはなりますが、2001年印刷のため記載内容が少々古いです。

 

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